1963-02-21 第43回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第5号
○福田国務大臣 御説の通り、ダムが堆石によってあるいは堆砂によってその効果をなくしますと、最初予定した通りの効率があがりませんから、これを防ぐことは非常に大事でございます。従いまして、保安林とかあるいは砂防工事というようなものは十分考えなければいけない。また、電力関係から言いましても、そういう意味で、関係方面に、特に農林省その他に協力を求めるべき筋合いのものだと考えております。
○福田国務大臣 御説の通り、ダムが堆石によってあるいは堆砂によってその効果をなくしますと、最初予定した通りの効率があがりませんから、これを防ぐことは非常に大事でございます。従いまして、保安林とかあるいは砂防工事というようなものは十分考えなければいけない。また、電力関係から言いましても、そういう意味で、関係方面に、特に農林省その他に協力を求めるべき筋合いのものだと考えております。
○中村国務大臣 ダムの操作につきましては、いろいろ世間に批判があることを承っておりますし、私も実は災害現地を視察いたしました際に、従来から、御承知の通りダム操作規程がございまして、この規程を厳守させるようにいたしておるわけでございますが、この段階において、相当以前にできましたダムの操作規程を再検討する必要があるということを感じまして、目下専門の技術屋の諸君に委員になってもらって、ダム操作規程の再検討
従いまして、建設省としましては、下久保ダム初め幾つかの御任じの通り、ダムを計画いたしまして、適当の地点で、努めて洪水調節になるようなダムの建設を目下推進中でございまして、これらによって洪水の調節及、災害の防止をはかりますと同時に、この水を適当に配分をいたしまして、水資源の開発利用ということにも資していきたい、かような考えで進んでおる次第でございますが、さらに今後、水資源開発促進法ができ、あるいは公団法
○山崎政府委員 熊野地方等におきます場合を申し上げますと、これは今お話しの通りダム建設あるいは林道との利用関係がそれぞれどうなるかというふうな問題でありますので、主要な地点に対しましては、御存じのように、経済企画庁にいわゆる調整的な資金が従来は五億円くらい持たれておったのであります。
まあ危険校舎でありますから、予算の中でも三、三日前に計上して材木も四方から引っ張っておかねば、万一の場合、ほんとうに申しわけないような事態が再発するかもしれないというような現状にありまして、このダムが、先刻申し上げました通り、ダムを中止するならば中止、またいよいよやるなれば、もう二年も三年も、こう引きずり回したような格好で、約千人余りの村民が、不安の日に今日まできておるようなことでありますから、やるなら
まず治水勘定でございますが、これは治水事業の全般を含むものでございますが、このうちから特定多目的ダムの建設工事だけは従来通りダム勘定の方でやろう。直轄ダムだけが右に出ておるわけでございまして、河川、それから砂防、建設機械、それからダムの補助事業をこの治水勘定でやろうということに相なっておるわけでございます。
おっしゃる通り、ダムを造ってその上流の砂防をやっておらなければ埋まっちまうにきまっておるのであります。ダムの効果がゼロになってしまうのはさまっておるのであります。そういうことをそのまま放置しておいたのでは全く意味のない行政だと思いますので、そこらを掘り下げてきちっと進めてみたい、こう思っていますことを申し上げておきたいと思います。
○小山邦太郎君 ただいまの建設大臣のお言葉には私は同感でございまして、今、日本の全体から見て砂防の必要性をだれも認めておるが予算が足りないのだ、だから両方で連絡をとってより多く予算をとることの方が日本全体の上で大事だ、そこでその御意見はむしろよろしいが、それほど連絡をとってうまくやろうと、そしてその必要性もお認めになっておるというのに、この予算面を見るといかにも砂防が——お話の通りダムの要望が非常に
御承知の通り、ダムでも幹線水路でも支線水路でも、事業の着手進行に一番大きなことは、最近では用地問題、補償問題でございまして、その点で過去においても、たとえば牧尾橋ダムでは十カ月の補償交渉を要しましたが、年末に妥結をいたしました。
その点につきましては、建設省といたしましても、河川法の改正は考えなければならぬという立場にありまして、研究しておるわけでございますが、ダムの関係、特に多目的ダムの関係につきましては、今の河川法で従来はやっておったのでございますが、御承知の通り、ダムを作りますと、特に多目的ダムを作りますと、関係の利害が非常に多くなるために、今回河川法の特例といたしまして、多目的ダム法を提案いたしまして御審議をいただいているわけでございます
○山田参考人 御承知の通りダムをもって河川を締め切りました場合、その湛水される面積というものは非常な広い地域にわたるのでございます。
○河野国務大臣 私は事業全体としてそうひどくおくれておる——決して成績よくいっておるとは申しませんけれども、何分御承知の通りダムを作る場所、これらの計画等について、いろいろむずかしい点もあります。用地の買収、地元の了解を得る等について、なかなか困難な問題があります。
そうかといって川の方が軽いとは思いませんけれども、この方は仕組み上地方財政とからみ合っておりますために、何としてもやらなければならぬというようなことから、ごらんの通りダムにはこの財政の状態から見れば思い切ってふやした。
ただ轟ダムにつきましては、御承知の通りダム高が非常に低いダムでございます。土砂の堆積、また流れ方につきましても若干違つたところがあるんじやないか、またこういうような意見もございますので、これは一つの参考意見として今後検討するつもりでおります。
○政府委員(石破二朗君) これは先ほど申上げました通り、ダムを建設いたします際にいろいろ主として会計の手続でございますが、そういう点でややつこしい点がありますので、これを一応法律化したほうが楽じやなかろうか、又明朗化するのではあるまいかというような点、それから建設れましたダムの所属の問題、又そのダムの管理の問題というようなのを考えておるのでございますが、いずれも建設省の目下のところは構想という域を出
御承知の通り、ダム・アツプいたしますと、先ずダム以下の下流の個所が下つて参ります。従いまして現在の個所を基準といたしまして作りました各般の用水、或いはその他農業施設というものが、すべて役をなさなくなる、或いは改良を要する場合が非常に余計起つて参ります。
なお第四号で「前各号に掲げるものの外、その目的を達成するために必要な事業」、この規定いたしましたもののうちには、これは皆様方もよく御存じの通り、ダムを作りますというと住民が立退きをしなければならないというようなことがしばしば起るのでございます。これは住民の権利を侵害するという意味合いにおきまして重大な問題でもあります。
あの信濃川を在来の方式通りダム式でやつた場合、すなわち信濃川の第三期を在来の本流案の通りでやつたならば――あれは千メーターに対してきつと千分の幾つというくらいの勾配でありまして、勾配が非常にゆるい勾配であります。ゆるい勾配なので、やむを得ず第三期、第四期を水路でもつて、流域変更とまでは行きませんが、同じ方式をとつたのであります。
そうなりますと、殊に百十億の見返資金を公共事業につけてやり始めた仕事というのは、御承知の通りダムであるとか、大規模農業水利であるとか、非常に大きな大体三ケ年なり或いはそれ以上も続くような相当大きな仕事を取上げてございますが、尤も道路等で必ずしも継続と見られない仕事もございますが、大部分の大きな仕事は継続事業でございます。
これについて建設大臣はもう先日から自分のお国に、あの通りダムではない諏訪湖。口のところにあるただの井堰ですら、あのくらいの損害を與えておることを痛切に考えておられる。また雨というものは、このあたりにはこのくらい降つてくれと、スイツチでかげんする頭の持主はない。